人生における「問題」

相手に何かを求めるから、相手の足りない所ばかりが見えてきて
不満で心が葛藤する。
相手に何も求めないから、相手がいろいろしてくれている所が見えてきて
感謝で心が満たされる。

今の状況がいくら厳しくても、状況に問題があるのではない。
誰かに言葉や行動で傷つけられたとしても、相手に問題があるのではない。
考えなければいけない問題というのは、今の状況や相手に対している「自分」の事だけである。
人生における「問題」とはただ、ただ、それに尽きるのである。

「私」はどこで意識して、どこまでが「私」なのだろうか?
右手の細胞も左足の細胞も「私」であるが、同じ「私」を意識しているのだろうか?
もし私の中のある細胞がガン細胞になって悪化していったら、
他の良い細胞も含めて全ての「私」が死滅してしまうということを、
どうやら細胞はわかっているようである。
人類の一員であるこの「私」もひとつの細胞のようなものではないだろうか?
あなたも地球の裏側にいる人も皆、「私」なのではないだろうか?

瞑想

こころを整えるには「瞑想」が良いと言う。
でも僕には姿勢を正し、呼吸を整えて、ヘソの下に意識を集中させて・・
というのは面倒くさい。

僕の瞑想は
夜寝る時、ベッドに横になって
「そっと君を想う」事から始める。
それだけでこころが整っていく気がする。

赦し

あの世で、ある魂が次の生まれ変わりについて神と話していた。
魂A 「私は今度生まれ変わったら”赦し”を学びたいのです。」
神  「これは少し困った。見てごらん、ここには君が赦す必要のあるような
    君より完璧でない魂、素晴らしくない魂があるかな?」
魂A 「確かに私より完璧でない魂は見つかりません。
    では私は誰を赦したらいいんでしょうか?」
その時ある魂が進み出た。
魂B 「私がその役目をやりましょう。私を赦せばいい。」
魂A 「貴方のような素晴らしい魂にこのような事をお願いしてもよろしいのですか?」
魂B 「構いません。それで貴方が赦しを学び、さらに素晴らしい魂になってくれるなら。
    ただ一つだけ頼みたいことがある。」
魂A 「何でもします!何でも!」
魂B 「私は次の世ではあなたを傷つけたり、又はあなたの子供や家族を傷つけたり、
    もしかして殺すようなことがあるかもしれない。
    その時貴方はひどく私を憎むでしょう。でもその時一瞬思い出して欲しいのです。
    私の瞳の奥にある元の魂であるこの私を思い出して欲しいのです。」
          ー神との対話(ニール・ドナルド・ウォルシュ著)よりー

この世に不必要なものは何も無い。
全ては対極があってこそ存在し得るのである。
男がいなければ女もいなくなる。
成功や美しさや喜びも全ては対極となる失敗や醜さや悲しみを経験しながら
理解を深めていくことが出来るのである。

もし、誰かに傷つけられたと感じるようなことがあったとしても、
その瞳の奥にある本来の素晴らしい魂を感じられるようでありたい。
そして「赦す」ことの意味を学び取りたい。

透明な色

透き通って透明と言うのは色が無いのではない。
全ての色を含むと光のように透明な色になる。
純粋な美しさとは拒絶の中からは生まれない。
全てを受け入れると純粋な美しさが現れて来る。
最高の愛とは憎しみや怒り、妬みなどが無いことではなく、
それらの全てを許容したものである。

「こんな目にあったり」、「傷ついたり」するのは
状況や環境や誰かのせいでは決して無い。
私の許容力がまだまだ小さいからだけである。

「好き」と言おう

人間にとって一番悲しくて、淋しくて、苦しいことは
好きになった人から「好きよ」と言ってもらえないことです。
お父さんが元気が無いのは
「好きよ」とお母さんが言わないからです。
お母さんが元気が無いのは
「好きよ」とお父さんが言わないからです。
子供達が淋しいのは
「好きよ」とお父さんとお母さんが言わないからです。
人間にとって一番嬉しくて、楽しくて、幸せなことは
好きになった人から
「好きよ」と言ってもらった時です。
                   (作者:不明)

「好きだ」ともっともっとたくさん言おう。
会社も好き、仕事も好き、社員や家族も大好き!

やさしさや愛情は言葉になって初めて命を得る。

自立

人は自分の力で生きていると思えた時ではなく
皆の力で生かされていると気づいた時
本当に自立していくのではないだろうか

自分が信頼されていると思えた時ではなく
人を信頼することが出来た時
人は自立していくのではないだろうか

一人では自立できない
君がいるから自立できる

自立とは生活力や経済力を高めていくことではなく
心が自立していくことである

時間

君が嫁ぐ前の日に、ずーととっておいた君が生まれた日の新聞を渡しました。
君が生まれた日から毎年正月に撮り続けてきた、
君の成長の写真を一枚のパネルに貼り付けました。
君達と行きたいところがあるから、
旅行のための貯金を10年以上も毎月積み立ててきました。
もうすぐ出発ですね。

ある社員が「僕はこの会社に定年まで勤めて、
退職の日に花束と拍手で送られるのが夢なんです。」と言っていました。
それを聞いたとき、なにかとても嬉しい気持ちになりました。

君に時間をプレゼントしたいのです。
君に決めたのだから、君をずーと想い続けます。

子供の名前というのは、親が子供に贈る最初の詩である。
他人がどう思おうが、親が自分なりに気持ちを込めて作った詩である。
「茜」
この名前は、妻とアフリカ旅行をしていた時に見た、
大地が次第に光で満たされていく壮大な朝焼けから名付けたものである。
そのすがすがしさと大きな暖かさへの想いが込められたものである。

娘の「茜」が来月結婚をする。
大地に光が満ちていくように、周囲の人達を暖かな想いで満たしていって欲しい。
さあ、陽が昇る。

喜び上手

「誉め上手」より「誉められ上手」の人の方が素敵である。
自分としては何気ないことをしたり、言ったりしたときでも、
相手から「ありがとう!」「うれしい!」と心から言われると、
自分もとても嬉しくなるものである。
反対に不満は人の心を暗くしていく。

誰かに何かをしてあげることより、今誰かに何かをしてもらっていることに
気づくことが大切なのだと思う。
「喜び上手」が周囲を明るくし、人間関係を良くして行く。

1種類

人は素敵な人とダメな人の2種類いるわけではない
人は善い人と悪い人の2種類いるわけではない
人は男と女と2種類いるわけではない
人は日本人と外国人と2種類いるわけではない

人は人間という1種類だけです
私もあなたもー違うとこはあるけどー同じ人間です

小さな目標

遠い将来の目標は出来るだけ大きな目標を立てるのがいい。
もしそうなったら・・
と考えただけでわくわくするような大きな目標がいい。

近い将来の目標は近いほど小さな目標がいい。
今日の目標などは、
ちょっと意識するだけですぐ出来てしまうような小さな目標がいい。
ただ、それは必ず実行をしよう。

小さな目標を毎日立てて実行できれば、
大きな目標は必ず達成できる。