代表挨拶

共生の社会を目指して

 今、時代は大きな転換期を迎えています。世界は閉塞感に満ちていて、それを打破していく新しい価値軸を求めているように思います。私たちは今、新しい時代への分水嶺に立っているのです。
 

 日本の社会を牽引していく主力産業は戦前から繊維、造船、鉄鋼、自動車など、約30年周期で変化を遂げてきました。「これからの社会を牽引していく主力 産業は何か?」という議論がありますが、これからは新しい産業というより、働き方や企業の在り方などの「イノベーション」が必要なのではないかと思いま す。そして、このイノベーションは大企業主導の中にではなく、特色のある中小企業がお互いを活かし合い、連携し合うところに芽吹いてくるのではないかと思 います。
 

 政治では、新しい政党というより、政党という壁を超えた“新しい政治の枠組み”を、宗教では、一人ひとりが自分なりに人智を超えた大いなるものとの対 話、新しい“神 との接し方”のようなものを、そして、企業活動では売上や利益ばかりにとらわれない、人の幸せを中心に考える温かみのある軸を、私たちは心の底で求めてい るのではないでしようか。身近な人達へ、地球の裏側に住んでいる人達へ、これから生まれてくる未来の人達へ想いを馳せながら、 今、私たちがその礎づくりに挑戦していくことがとても大切で、そこに人として、企業としての魅力があるのではないかと私は思います。
 

 私たち工スピックは、経済的価値が基軸になっている企 業や社会の在り方から、「人の幸せに貢献しているかどうか?」という人間中心の価値軸に沿った企業や社会の構築を目指したいと思います。IT技術という ツールを使って、 企業や社会の発展に貢献し、人が幸せになっていく社会を実現していきたいと心から願っています。一本一本の指は弱いけれども、まとまって握りこぶしになれ ば大きなパワーを発揮できます。競争の社会から共生の社会へ。その実現を目指して Good People Company の理念の下、これからも力強く歩みつづけます。