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ビジネスリーダーが語るSPICの強み(バックナンバー)

第2事業部システム4部 部長 重田 祐輔

学生時代は高校教員を目指していたが、一般

企業を経験したく、ITの知識もないまま

2000年に入社。

 

物流システム開発を多く経験し、現在では

医療機器業界のシステムインテグレーション

-コンサルタントに取り組んでいる。

■人としてまっすぐに取り組む

お客様からは、当社の印象として「真面目だね」「相談しやすい」と言われます。

当社では「当初のご要望に無い事なので出来ません」と初めからお伝えする事はほとんどありません。私達が聞き出し切れなかった可能性もあるし、何よりそれがないと業務を回す際にお客様が困ってしまうのが分かります。費用がすぐに出ないのであれば、優先順位を変えるなど別の作戦をたてなければ、と考える事の方が多いです。

 

逆にお客様から「システムをこう変えたいので費用を知りたい」と依頼を受けた時に、運用面での違和感がある際は「そこは○○だから変えない方が良いのでは?」「費用対効果がないのでは?」と、自分達の事はさて置いてご相談する事もあります。

 

だからこそお客様も相談しやすいと感じて頂けているのだと思います。お客様個人にも、その会社の中でポジションがあり、プラスしてシステムのプロジェクトや改善のプロジェクトをなされていたりします。だとしたら、お客様個人は会社からどんなことを期待されて、どうしてこの方が任されているのか、そういうところまで考えながら、我々は100%の力で取り組まなくてはと考えています。

 

実は、自分の今までやってきた技術や業務知識からどうやって次のビジネスに出来るのかを考えた時にちょっと違和感が出てきました。素直に考えればITコンサルタントになっていくのが正しいルートだと思うのですが、ITを導入する事を目的としたコンサルタントは、本来の意味のコンサルタントではない気がしています。

自分達の商売を否定するようですが、目的をIT導入に置きません。では目的は何か、私達のアイデアの壁はどこにあるのか、そこを突き抜けて行くと、お客様の課題解決がもっと円滑になるサービスが出来るのではないかなという気がしています。


2016年3月1日(火) 公開